今使っているカードローンを乗り換えたいと考えている人は意外とたくさんいます。理由は様々ですが、特に多いのは、返済が大変だと感じている人たちです。
金利が高い、限度額いっぱいまで借入れしている、といった場合、毎月の返済額も大きくなりますし、新たな借入れもできません。限度いっぱいまで借入れしてしまうと、借入れができずに返済するだけのカードローンになってしまいます。
そこで気になってくるのが他社への乗り換えです。今よりも金利が低い所なら、限度額が大きい所なら、今より便利に使えるだけでなく、毎月の負担が減るかもしれません。乗り換えにはメリットとデメリットがありますが、全体的に考えればメリットの方が大きいといえます。
当たり前の話ですが、わざわざ金利が高いカードローンに乗り換えたい人はいないでしょう。乗り換え先でのカードローンは金利が低くなるのが普通です。金利が低くなれば、毎月の返済額を抑えて負担を軽くしてもいいでしょう。
また、返済額を変えずに、早期完済を目指すのもいいと思います。返済額が減るのも、返済期間が短くなるのも、どちらも大きなメリットです。
また、今は複数のカードローンを1本化するサービスもあります。複数の返済先を1本に絞れば、管理も返済も楽になります。手間もかからず、それでいて金利が下がるのであれば、乗り換えのメリットは大きいといえます。
魅力的なカードローンの乗り換えですが、デメリットもあります。乗り換えには手続きが必要なので、最初は手間がかかります。すでに申込んでいるカードローンであれば、カードを使って即座に借入れができますが、そのカードも始めは申込みをして発行しているものです。発行まで日数がかかる可能性もあります。
また、どんなに魅力的なカードローンであっても、審査に通らなければ利用はできません。借り換えについては、現在利用しているカードローンの利用履歴も大きな判断基準になります。例えば返済が辛くて、深刻な滞納を繰り返している場合、乗り換えの審査に通る可能性は低くなります。
手続き方法の変化によって、使い勝手が悪くなる可能性についても考えておく必要があります。カードローンが変われば店舗も変わります。今までは近所のコンビニATMで借入れや返済ができていたのに、乗り換えたら遠くの銀行まで行かなくてはならなくなるというケースもあります。
金利の低さだけに注目するのではなく、審査に通りやすいかどうか、利用は不便にならないかどうかを、見定めて乗り換え先を考えないと後悔する可能性もあります。